食品学実習( 2年生)から、久しぶりのアップです。
第8回は、食品に含まれる脂質をジエチルエーテルで抽出する粗脂肪の定量です。
抽出途中のビデオを
まったりとお楽しみください(音量注意)。
【脂質抽出のしくみ】
①丸底フラスコ内のエーテルは加熱により気化し、中央の抽出管を通って最上部の冷却管に達します。
②冷却管で冷却されたエーテルは、凝結(液化)して抽出管に滴下し溜ります。
③溜まっていく間に抽出管内の試料から脂質成分がじわじわとエーテル中に抽出されます。
④溜まったエーテルが抽出管の細い管の高さまで達すると、サイホンの原理によりフラスコ内へと流れ落ちます。
⑤戻ったエーテールは再び気化して、①〜④のサイクル繰り返します。このとき、脂質は気化しないので、フラスコ内に抽出された脂質成分が回収されます。動力を使うことなくこれが自動的に繰り返されるなんて・・感動的でしょ!
②冷却管で冷却されたエーテルは、凝結(液化)して抽出管に滴下し溜ります。
③溜まっていく間に抽出管内の試料から脂質成分がじわじわとエーテル中に抽出されます。
④溜まったエーテルが抽出管の細い管の高さまで達すると、サイホンの原理によりフラスコ内へと流れ落ちます。
⑤戻ったエーテールは再び気化して、①〜④のサイクル繰り返します。このとき、脂質は気化しないので、フラスコ内に抽出された脂質成分が回収されます。動力を使うことなくこれが自動的に繰り返されるなんて・・感動的でしょ!