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基礎栄養学実習 第13回 血液成分(1年生)

基礎栄養学実習では、栄養素の消化吸収や体内での利用について、ラットの小腸や肝臓、血液などを用いて実験してきました。「第13回 血液成分」は、ラットの血液(血漿)をサンプルにして、血漿中性脂肪濃度と血漿遊離脂肪酸濃度の測定です。

この実習で使う器具や機器です。
左上:マイクロプレート
右上:ピペット用チップ
下:マイクロピペット(チップ装着済)
分析機器はマイクロプレートリーダー

分析に必要な血漿は、10 μL。
10 μLはこれくらい(カバーガラス1cm×1cm)

血漿をマイクロプレートに分注して、
その後、発色試薬を分注します。
発色試薬量も少ないので慎重に

マイクロプレートを37℃で5分間保温して
試薬を発色させた後
マイクロプレートリーダーで吸光度を測定
測定は、約10秒で終了

測定後は、データ処理。
平均値と標準偏差(SD)を求めます。
SDはデータのばらつきの程度を示します。
基礎栄養学実習書より抜粋

実習では、標準偏差の意味を理解するために電卓を使って手計算します。計算式には、シグマ(∑)やルート(√)があって難しそうですが、一つひとつの要素を順番に計算してみると・・・意外と簡単なことが解ります。

実習の最後は、トランプによる掃除当番決め。
ジョーカーを引いた班が、本日の掃除当番

この実習も残り2回となりましたが、
オミクロン株の影響で対面授業から
遠隔授業に変更になりました。
残念。

これまでの実習でのシーンを少しだけ紹介
透析チューブを閉じるのが難しい
頑張る男子
頑張る女子
初めて使うマイクロピペット
消化吸収モデル実験にて
楽しそうでなにより・・・
小腸上皮細胞の破壊処理
小腸から上皮細胞の採取
レポートのために写真撮影
今日の掃除当番は・・・

それでは、またね (^o^)/