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講演会「乾癬患者さんの食事指導」(武政先生)

 11月4日に開催された乾癬患者さんのライフスタイルを考える「乾癬ごはんの集い」で、臨床栄養学科の武政先生が「乾癬患者さんの食事指導」というテーマで講演しました。

この講演会は、マルホ株式会社とノバルティス ファーマ株式会社共催のオンライン講演会で、関西医科大学と川崎医療福祉大学からそれぞれ講演を行いました。

❝乾癬(かんせん)ってどんな疾患?❞
乾癬は、皮膚の表面が赤く盛り上がり、角質が増加しフケのように剥がれ落ちる皮膚疾患で、肘、膝、頭部、爪など部位に出現します。乾癬の発症には遺伝的要因と環境要因があり、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧等いくつかの疾患を併存されている方が多いのが現状です。関西医科大学皮膚講座准教授 山﨑文和先生のご講演では、乾癬の方は寿命が約6年短いともいわれているそうです。

❝感染患者さんの食事指導❞

乾癬患者への治療は外用療法や内服療法などが主体的に行われており、管理栄養士は様々な併存疾患に対する食生活習慣の是正に対する栄養ケアが期待されています。乾癬患者への食事指導はまだ充分には行われていませんが、併存疾患のある肥満乾癬患者に通常の治療に加えて栄養指導を介入することで、乾癬の症状を緩和するとともに、QOLや併存疾患の状態を改善できた経験を発信しました。


さまざまな疾患に

栄養ケアのできる管理栄養士の出番があります!!