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解剖生理学実習「ヒトの体力に関する実習」(2年生:30期生)

解剖生理学実習では、自身の身体などを用いて各種生体現象を計測することにより、1年次の講義(解剖生理学Ⅰ・Ⅱ)で習った知識を実際に確認して理解を深めます。また、レポート作成を通して、実験データの処理の仕方や科学論文の書き方を修得します。実習は小グループに分かれて行われます。今回は「ヒトの体力に関する実習」の一部をお見せします。


握力は筋力を簡便に評価する測定方法です。新体力テストに限らず医療福祉の現場でも用いられている方法なので、本学で管理栄養士を目指す学生は、この実習で正しい測定方法と評価の仕方を体得しています。

上体起こしは筋持久力を評価する測定方法です。
正しい方法で計測できているかな?

長座体前屈は柔軟性を評価する測定方法です。
2人1組になって、正しい方法でできているかを確認しています。

背筋力を測ることで全身の筋力を推定しています。
この測定は初めて行う学生が多いので、測定方法を1から学んでいます。

10m障害物歩行は65歳以上の新体力テスト項目に含まれています。2m間隔で置かれた青いブロックを跨いで、10m歩いた時の秒数を計測しています。日常生活における躓きのリスクを評価するときなどにも用いられています。

各種測定方法がそれぞれ何の体力要素を評価できるのかを確認しています。また、自身の結果を基準値などと比較して評価しています。


投稿者:四元