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人生100年時代のいま!在宅栄養支援演習(3年生:29期生)

  超高齢化社会を迎えるなかで、在宅高齢者や療養者に対する栄養支援などの知識やスキルを身につけられる科目です。

今日は実践編の1部を紹介します。

テーマ 

“自宅にある食材でエネルギー・たんぱく質upを目指せるか!?”~そうめん編~

1回のお食事で “そうめん” を1束も食べられないほど食欲が落ちてしまった、一人暮らしの高齢男性の ”ご自宅に訪問して実際に作る” という設定です。

ご自宅にある、限られた食材や調味料、保存食などを用いてその場でレシピを考えてアレンジができるのか!?挑戦しました。

茹でただけの そうめんをアレンジした料理が.....😲

即興で考えたレシピのほんの一部☆
”和風・洋風・中華風”どれもおいしそう!
エネルギーとたんぱく質の摂取量を
upさせることができたようです。



3年生の皆さん
いつもとは異なる調理でしたが....
「相手のことを想い、寄り添った提案を.....」
そんな仕事の一部を想像できましたか??

学生さんからはこんな声が....



体験を通して “学び” や “考え” を
深めることができたようです👏

その他のテーマ 

“自宅にある食材でエネルギー・たんぱく質upを目指せるか!?”~食パン編~

ガスコンロを使って料理を作ることが難しい方には、
ツナ缶や、レトルト、卵など簡単に使用できる食材を用いて
電子レンジやホットプレートで出来るレシピが続々と!
全てをお見せできないことが残念です。。。

“飲み込みやすい食事を作るには!?”~お粥・鮭・豚肉の生姜焼き・パイン缶編~

口から飲食することが難しくなった方達にとって必要な知識。
状況に応じてその場でテクスチャーを調整することができる
「魔法の粉」を用いて実際に様々な食事形態の調整にトライしました。

市販の調整食品とも食べ比べをして、
実際に作った料理と食感や粘性を確認!
きちんと記録しています!


百聞は一見に如かず👀
今日の経験が、「相手に寄り添った提案ができる」
きっかけ になったようです。

秋から始まる臨地実習では、
様々な食事が提供されている現場で
実際に学ぶことができます。

大学での学びが生きる21週間....
楽しみですね😄


※「魔法の粉」とは、食べ物が食べにくい方・飲み込みにくい方のために、食品を
常に安定した状態でまとまりをつける働きをしてくれる「ゲル化剤」や「増粘剤」のことです。