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食品学研究室の卒業研究(ソフト食チーム)4年生

 食品学研究室のもう一つの研究は、メチルセルロースを用いた介護用食品の開発(ソフト食チーム)です。

  • メチルセルロースの昇温ゲル化能を利用した介護用食品の開発に関する基礎研究
メチルセルロースは冷水に溶解(ドロドロになる)し、加温すると緩く固まる性質(昇温ゲル化能)を持っています。そこで、チューブなどに入れて保管でき、温めるだけで使用できるソフト食の開発を目指しています。これまで2年間の研究成果です。
原料:にんじん(26期生)
原料:ほうれんそう(27期生)
28期生は、食卓に彩りを加える「赤色」です。
まずは、材料のスクリーニング。
選んだ材料はトマトジュース
手順を実験ノートに記録
メチルセルロースを入れて撹拌
氷冷して溶解します
粘度計にセットしてゲル化温度を測定
試料を型に入れて、加温します
ゲル化したけど・・・。
試行錯誤を繰り返して、最適な条件を見つけていきます。(続く)