啓蟄(けいちつ)は、春分などと同じ二十四節気の一つで、春の陽気で冬ごもりしていた虫たちが穴から出てくる時期のことです。令和3年は3月5日でした。私事で恐縮ですが・・・
3月18日、自宅の庭でリクガメたちが冬眠から目覚めて出てきました。
ホルスフィールドリクガメ(ロシアリクガメ)です。大きい方がメス(めまる)、小さい方がオス(おまる)です。9月下旬に冬眠に入ったので半年ぶりの再会です。カメなのに完全草食であることに興味を持ったのがきっかけで、もう飼育25年目です。
同じ日に冬眠から目覚めた、おまるとめまるの子ガメ(あずき、もうすぐ3才)です。自宅の庭で孵化しました。庭で見つけたときは500円玉くらいでしたので、ずいぶん大きくなりました。
1997年にインターネット掲示版(niftyserveの会議室「甲羅同盟」)で、全国の飼育者から体格測定データの提供を受けて作成した成長曲線です。
当時、国内ではリクガメの栄養に関する科学的な情報がほとんどなく、ドッグフードなどを与えられて栄養過多(肥満)で体調を崩すリクガメが多くいました。そこで、リクガメの健康維持に役立ててもらおうと、海外の学術論文の解説や餌の栄養成分値などを発信していました。
※リクガメは、ワシントン条約の附属書に保護が必要な種として記載されています。
栄養学の知識が役に立つと嬉しい!